ミスター味っ子という漫画、アニメーションはご存知だろうか?
1987年から始まって、かれこれ2年間ぐらい続いた作品。
原作も、もちろん抑えているがこちらはあくまでも料理人との”味勝負”が重点に描かれている。
アニメーション版は、どちらかというと”味勝負”+”覇権争い”の様子が多い。
それでも、はちゃめちゃな所もあり、いい意味で原作の世界を壊している。
何でも監督の方が当時、”原作クラッシャー”と呼ばれるぐらいの方らしく、極端な表現が作中に
たくさん盛り込まれた。特に味皇様はねぇ・・・。
空中浮遊、口から光柱、マッチョ姿で海の上をダッシュ!、巨大化(笑)など多数。
見ているのが子供であればまだしも、大人が見ると意見が分かれる作品だと思う。
リアルタイムで見ていた年代なので、入手するのは何かわくわくしたもの。何より
勝負もそうだが素材の使い方、ありがたさ、食に対する考え、気持ち。
事のほか、気持ちに対しての描写がふんだんに盛り込まれていた。調理する側、食する
側、両方の立場で食の考え方。表現こそはオーバーなのだけれども、熱っぽい。
心に残る物になるのはここまでやるのかと、大人になって気づいた次第。真剣なんです。
買って良かったとさえ思いますよ、良い作品。
行動の一部として組み込まれている食事。何気なく食している物も、気持ちのこもった料理
に感じることが出るのかもしれない。作り手の気持ちになればこそ。飽食の時代と言われて
久しくない時代に、アニメーションながら一石を投じる作品に仕上がっています。
声を大にして、”ごちそうさま!”